国立科学博物館による3Dデジタルアーカイブ開発において、重要文化財である『トロートン天体望遠鏡』、『ミルン水平振子地震計』及び『ユーイングの蘇言機』の高精度3Dスキャンと3Dモデルの最適化業務を担当しました。
これらの3Dモデルは、国立科学博物館のSketchfabアカウントで体験可能な形式で公開されています。
今後は、3Dスキャンや3Dモデル最適化に関する技術普及や、様々な団体との共同開発などパートナーシップ拡大を目指し、3Dモデル最適化ワークフローをBEGIN3D.comにて公開する予定です。
※動画内の重要文化財は国立科学博物館 上野本館でご覧いただけます。
本件では、3Dスキャンに対して高難度な素材を多く含みかつ複雑な形状の高精度3Dスキャンに成功しています。
この3Dスキャンは、RealityCapture及び各種キャプチャ機材を適切に併用し、高度なスキャン技術を有するエンジニアが担当(※1)することで実現しました。
また本件では、高精度3Dスキャンモデルの複雑な形状のディテールを保ち、またはより高精度化しつつweb3Dのリアルタイム表示に対応するために最高粒度の最適化作業を施しています。
このweb3D最適化ワークフローについては、技術普及と様々な団体との共同開発などパートナーシップ拡大を目的に後日BEGIN3D.comにて公開する予定です。
[ 国立科学博物館のSketchfabアカウント ]
https://sketchfab.com/KAHAKU
[ トロートン天体望遠鏡の3Dモデル:Sketchfab ]
https://sketchfab.com/3d-models/dc1959dd1d60444db137a91c3c28a26b
[ トロートン天体望遠鏡:かはくVR ]
https://mpembed.com/show/?m=d6myTR743Eq&mpu=386&sm=1&sr=1.55,1.4&ss=595&sp=-12.59,1.43,-13.58
[ ミルン水平振子地震計の3Dモデル:Sketchfab ]
https://sketchfab.com/3d-models/299a701f13024a618dac6994da5add86
[ ミルン水平振子地震計:かはくVR ]
https://mpembed.com/show/?m=d6myTR743Eq&mpu=386&sm=1&sr=-.1,.01&ss=655&sp=-23.3,1.44,-13.6
[ ユーイングの蘇言機の3Dモデル:Sketchfab ]
https://sketchfab.com/3d-models/12ea866fd4074a9db1c52d7336871593
[ ユーイングの蘇言機:かはくVR ]
https://mpembed.com/show/?m=ePDSCPhZYLP&mpu=386&sm=1&sr=-3.03,-.01&ss=1275&sp=58.38,10.71,-0.92
[ 国立科学博物館のwebサイト ]
https://www.kahaku.go.jp/
本件で3Dスキャンモデルの生成に使用したRealityCaptureは、世界のプロフェッショナルの現場で使われるフォトグラメトリーソフトウェアです。
写真データ、レーザースキャンデータまたはその両方から、高精度の3Dモデルを作成できます。
また、RealityCaptureは現在業界で最速のソリューションです。
高速な処理により業務効率を上げ、本質的な目的の達成に集中できます。
https://begin3d.com/jp_realitycapture/
※1 3Dスキャン担当 : 伊藤 佑真 (本件ではStockGraphy直接雇用)
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